第10話あらすじ(フジテレビより引用)
たま子(真木よう子)たちの店『ビストロ フー』は、今日も大勢の客でにぎわっていた。海外転勤を前に恋人にプロポーズしようとしている常連客、結実(二階堂ふみ)の元同級生で東大卒であることをひけらかす女性、鏡子(臼田あさ美)の息子・洋武(庵原匠悟)の初恋相手だという女の子もいた。店には、予約の電話もひっきりなしにかかっていた。だが、何故かたま子は翌日以降の予約を受けなかった。
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ハイライト
きゃりぱっぱが脈絡なくCUPS始めたので驚く。
このぶっとび具合、クレーマーにつながるものがありますね、ハッ…!!
「ようやく冬が終わるのにね、やっと春が来るのにね」
この後に出てくる横になめるようなカメラ、演出の並木道子さんっぽさある。
尽力してくれた伊達さん…!!
閉店にあの藍里も思わず目に涙を浮かべる。
一度も涙を見せなかった屈指の強キャラだけに感慨深い。
最後のどっかーん...!!
マチルダとはっさくはお店を去る。
中目黒に戻るのかな。
千佳と藍里は後ろで仲良くわちゃわちゃ。
幸せっぽい。これを60分見せつけられても満足できる。
最後にたま子が夢見るのは「問題のないレストラン」。
6話で土田さんに「私は本当にあなたといい仕事がしたかった」といっていたけど、これがその表れっぽいね。
そして300日後、そこには再集結するビストロフーメンバーが!!
千佳も結実も約束通り美容院に行ってる!!
今週のレシピ
今週のレシピは、骨付きモモ肉のコンフィ!!
コンフィはオイルで煮る調理法とのことです!!
まず、裁判の件はあのレベルのまとめじゃダメでしょ。
これがメインテーマなんだから。
五月の望みが雨木社長がしたことを世間に知らしめることなら、
ああいう展開でオシマイでもいいと思うんだけど、そうじゃないでしょ?
それと、週刊誌に掲載OKって連絡するまでのシーンが省かれているのがかなりもったいない。
それには五月の意志が必要なので、一言喋らせるのはなきゃダメだよ、間違いなく。
9話時点で回収してないかな?というのは上のエントリに書いてます。
でも結局回収しきれてない部分がまだまだある。
登場人物が多いわりに個々のエピソードもそれなりにあるので、
こうなっちゃうのは仕方ない。
回収したのは結実と星野のとこぐらいかな?
全体的にもう1話欲しかった。スペシャルでもいいです。
いろいろ理不尽なことに悩まされてきたみんなが、クレーマーに負けてしまうという展開はよかった。
どうしようもない理不尽さというのは結局どこで何をしていても付きまとう。
たま子以外のみんなにとっては、
"あの場所"でなくてもみんなと一緒であればどこでもよかったんだろうけど、
たま子にとっては"あの場所"、シンフォニックの目の前じゃないとダメだったんだろう。
だから、シンフォニックが閉店したときに、燃え尽きを感じてしまったのだと思う。
たま子だけ他のみんなと表情が違ったのはこういう気持ちがあるからかな?
たま子と門司はくっつかなくてよかった。
あれでくっつかれたらたまんない。
最後にたま子が語っていたことは、まんま最高の離婚スペシャルで結夏が語っていたことと同じで、
「今のままのその人が好きで、自分に寄せられてしまうと、その人の好きなところをひとつ失ってしまう」っていうこと。
平行線は交わらず、たま子は友達・ライバルとしての門司を選んだ。
最後、門司の近くでお店を開くたま子はかわいいですね。しかも海。
それにしても、門司はそれでいいの?
前にも一度言及したけど、さっきのはたま子側の意見で、門司はそれに対して賛同も不服も申し立てない。
このへん謎。なんなんだ。
雨木社長は子どもに俺の敵をとってくれと話したのに対し、
千佳は「自分は自分でつくるの」と教える。
屈指の名シーン。
千佳が母親と一緒に暮さなかったことは千佳の人生の中で大きな決断。
親元を離れるということ、ビストロ・フーで料理を作ることが、千佳をつくっていくことにつながること。
もし雨木社長の子どもが将来復讐をするのだとしても、それは雨木社長の為ではなく、自分の為でなくてはならない。
ジョジョ6部、ストーンオーシャンにこんなセリフがあります。
「復讐」なんかをして、失った姉が戻るわけではないと
知ったフウな事を言う者もいるだろう。
許すことが大切なんだという者もいる。
だが、自分の肉親をドブに捨てられて、その事を無理矢理忘れて
生活するなんて人生は、あたしはまっぴらごめんだし…
あたしはその覚悟をして来た!!
「復讐」とは、自分の運命への決着をつけるためにあるッ!
姉を殺した相手に妹が復讐をする回です。
この回は強烈でした。
五月の裁判は復讐ではないけれど、「自分の運命に決着をつける」といった意味では同じだと思います。
人間の人生は選択の連続だけれど、自分の意志か?というのは非常に大事な要素。
千佳には、幸せになってほしい。強く感情移入しました。
問題のあるレストランスペシャルがあるとしたら、解散から再結成までのそれぞれの300日を描くのがよさそう。
そして、最後に新しい店で働いてるみんなをちょろっと写せば完ペキ。
何卒スペシャルをお待ちしております。
文句は言いましたが、あったかいドラマでした。
4話~6話に続く「色」に関する話題が特に逸脱だったと思います。
また、ブログでドラマの感想を毎話書くといったことを初めてしてみましたが、きつくもあり楽しかった!!
しかし、このドラマだからこそ出来たことだと思います。
最初に触れたきりな気がするけど、サントラも良曲が多くてすごくよかった。
特にもんだいガールのアレンジ、光ってる!!
そして、坂元裕二老師、次回作も楽しみにしておりますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
その前にスペシャルかな!!
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フジテレビ系ドラマ「問題のあるレストラン」オリジナルサウンドトラック
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