はじめに
カルテットの感想を書いてもう1年経つんですね。。。
最近はなかなかブログが更新できていませんが、坂元裕二作品だけは頑張って更新します!
motherもwomanも観てきて、田中裕子さんに激惚れしているので、この部分が特に楽しみです。
また、メイン演出が定番の水田さんということで、そのあたりにも注目してみていきたいです。
それでは、今回も最後までお付き合いいただければと思います!!
第1話あらすじ(NTVより引用)
林田亜乃音(田中裕子)はその日、自宅1階の廃業した印刷工場の床下で、大量の1万円札の束を見つけ…。
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ハイライト
開始3分ではやくもこういった指向性の台詞が出てくるのが坂元さんらしいですね。
このだんだん明かりが暗くなって、音が途切れるシーン。
どっちかっていうとドラマより舞台っぽい演出だな、と思いました。
場面が転換して頭上の明かりがつきます。
さきほどのシーンとつながって、今回が人物を"照らす"回(=人物紹介)だということを意味しているのかな。
動物シリーズ、ほんとによくでてきますね〜。
どうしても光生のエミューが頭をよぎってしまいます。
うーん、ハリカの居場所をなくすため、ってのはわかるけれど、突然こういう仲違いさせなくてもなあ...。
この子達がここで終わりではなく、また出てくれることを信じます。
ここもすごい違和感...。いきなりこんな風に話しかけてくるかなー。
立入禁止の場所だからってことで、亜乃音に車の方に引っ張られて一緒に業者の話を聞くとかで良かったような...。
風見鶏がいきなり喋ってきたりとファンタジー要素が。
珍しいことするなーと思ってみてました。
ハリカの過去は自分で塗り替えてしまったものだったんですね。
カノンが窓の外からみていたハシビロコウ。
ちなみに、ハシビロコウは上野動物園で会えるみたいです。
あの夜、彦星がいってた台詞は子供時代にハリカが言っていたことだったんですね。
彦星はわりとはやめに退場しそうな気がします。
いきなりクライマックス。
自分の本当の名前を取り戻すハリカ。
見える距離にいながらSNSのチャットで会話、というムズムズ感。
同じ番号の偽札をもつハリカと理市。
亜乃音と理市はどうつながっているんでしょうか。
そして、偽札はなぜ作られたのか?
この辺りは次話ですね。
まとめ
やや駆け足で描かれた第1話。
というか毎度、坂元さんは第1話の駆け足感がすごい。
メインキャラクターのうち、理市以外はもう出会っちゃってるので、なかなかなスピードだと思います。
ネカフェ組をもう出さないのはつらすぎるので、もう一度会わせてあげてほしいですね...。
その時までハリカが青のネイルをしていると、よりいっそう感動的なので、その展開を希望します。
今回もテーマとしては、「居場所をなくした人たちが自分たちの居場所をつくる」というのがあると思うので、
まあ出てくるだろうという感じはします。
メインキャラが5人というのは、従来の坂元作品でいえば、描ききれるか"不安"な人数ですが、
ハリカ、亜乃音、理市を中心に描くのであれば、すごく期待できそうです。
林田亜乃音という名前は、『いつ恋』に出てきた林田音をなぞっているのかな。
音もよく、あのね、という言葉を使ってました。
あのね。
私ちゃんと好きになりました。
短かったけど、ちゃんと好きになった。
好きだったらそれでよかった。
それがすごく嬉しいんです。
ずっと。
ずっとね、思ってたんです。
私、いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうって。
舵は、死の宣告のあと、はじめて生を実感というか、どう生きるか?に向き合っていく様子、
るい子はなんとなく死にたいと思ってた人がなぜ生きるか?に向き合っていく様子、を描いていくのだと思います。
この2人は大々的に取り扱われないのかもしれないですが、上記のことに着目してみていきます。
音楽は完璧でした。
コメディ調とシリアス調がどちらもバランスよく流れていました。
坂元さんのインスタのアイコンがカノンくんになってるのがちょっとおもしろいですねw
次週も楽しみです!!