いつ恋最終回の感想以来、1ヶ月近く放置してしまいました。
すごく雑なタイトルですが、個別記事を書くほどの熱量がなかったので、この形で書いていきます。
そして、長いので見出しをつけておきます◡̈*
映画
リップヴァンウィンクルの花嫁
岩井俊二の最新作で黒木華、綾野剛とくれば、まあ見るしかないですよね。
結論からいえば、上映時間が3時間ということを忘れさせてくれる良い作品でした。
篠田昇亡き今も岩井俊二作品に光と影はあり。
そして、キャストも総じて最高でした。
夏目ナナのドラマ出演作は何本か見ていますが、まさかこんなに演技できるとは。
ひとつ気になったのは音楽です。
劇伴のほとんどがクラシック曲で構成されていました。
作曲家がこの構成にしたのはなぜ?と思い、作曲家の桑原まこさん(@kuwabara_mako)に質問してみました。
@re_fort 映画観てくださりありがとうございます。アレンジやレコーディングなどは私がやっていますが、楽曲の構成は岩井さんの演出なんです。なので、是非、岩井さんに聞いてみてください(^^) でも、ウエディングのシーンをよりリアルにするために…と話したことはありました。
— 桑原まこ (@kuwabara_mako) 2016年4月17日
なるほど、構成は岩井さんだったんですね。
自分の中ではかなり腑に落ちました。
また、少し話は逸れてしまいますが、劇伴の中に既成曲を使うという発想について、
作曲家の沢田完(@sawadakan)さんとやり取りさせていただきました。
この前後の文章もぜひとも読んでほしい、大変興味深い内容です。
https://twitter.com/sawadakan/status/719690100011982849
https://twitter.com/sawadakan/status/719415612330483712
特にこの発想が私にはないもので、思わず飛びついてしまったことがやり取りの発端でした。
最近、プロフェッショナルでやっていた作曲家・佐藤直紀さんの曲作りは、まさにシーンに寄り添うものでした。
そして、私もこのタイプの曲が好きです。(曲のクライマックスをシーンに合わせるような)
みんな違ってみんないいのですが、面白い体験となりました。
映画の話に戻ります。
まあこの曲がなんとも見事です。
荒井由実の曲をCoccoが歌っているのですが、名カバーです。
これが歌われるシーンを見るためだけに、この映画を見てもいい。
Apple Musicに加入しているならば、今すぐに聴いてほしい。
フワフワファンタジーなクラシックの世界から、金属バットで殴られたかのようにガツンと引き戻されます。
満島ひかり、果てはハイ・ファイ・セットにもいえることですが、本当にユーミンのカバーにはハズレがないですね。
まだ映画を観ていないという方は、
「リップ・ヴァン・ウィンクル」という単語の意味をおさえてから観ると、
より楽しんで見られると思います。
オススメ作です。
ちはやふる
原作は既読です。
絶賛の嵐といった印象がありますが、そこまでとは感じませんでした。
原作の重要なシーンがいくつか省かれており、大変不服です。
下の句で拾うかもしれないので、とりあえず黙っておきますが...。
松岡が出るので、下の句も観る予定です。
音楽
最近よく聴いているアルバムたちです。
Apple Musicは素晴らしい。
https://itunes.apple.com/jp/album/living-in-the-present/id1092878210?i=1092878233&uo=4&at=10ldcR
テレビ
乃木坂工事中 / 欅って、書けない?
不覚にも乃木坂46、欅坂46にハマりました。完全に。
日曜夜の0時あたりは、スポーツ番組・ニュース番組しかやっていなくて、
見る番組がないと思っていたのですが、テレ東にこんな燦然と輝く番組があろうとは。
ライブや握手会などはあんまり興味ないのですが、番組は欠かさずチェックしていこうと思います。
個人的にはサイレントマジョリティーより、渋谷川の方が好き。
フックブックロー
朝の癒しのひとときであった「フックブックロー」が番組再編で終わってしまって、つらい。
夕方の「フックブックローミニ」は継続するそうだが、観たいのは朝なので、つらい。
後続番組の「コレナンデ商会」は川平慈英しぐさが強すぎて、つらい。*1
2013年ぐらいから観ていたので、約3年ぐらい観てたことになるんですね。
1回エントリにまとめたこともあります。
この番組のなにが素晴らしかったかというと、前述のエントリでも書いている通り、やはり音楽ですね。
あの"服部隆之"が音楽を手掛けたというだけで、もうリッチすぎるのだが、オリジナル曲だけで80曲近くあり、ボリュームも相当。
そして、出演陣みな歌がうまい。
かいかいだんだん観終えて、出社するのが好きだったのになあ。
ああ、朝が憂鬱だ。
*1:阿澄佳奈は最高