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【ドラマ】カルテット 第3話 感想

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前回の感想はコチラ。

第3話あらすじ(TBSより引用)

すずめ(満島ひかり)が、いつものように別荘で気ままに過ごしていると、有朱(吉岡里帆)がやってくる。「休みなのにデートしないのか。なぜ彼氏を作らないのか」とたずねる有朱にすずめは「告白が苦手だ」と答える。すると有朱は「大人は誘惑するものだ」と語り、その方法をレクチャーする。


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ハイライト

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超能力少女すずめ。
すずめの過去が明らかになりました。

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なんだか『問題のあるレストラン』の藍里みたい。
社会から女らしさを求められて〜のパターンなのだろうか。

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溶けてないアイスをサクサクし続けるの非常に良い!!

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例えば友達の家に泊まったときとか、
同じシャンプーの匂いがするのが無性に好きです。

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悪女チックな意味合いで「淀君」と呼んでいます。
有朱の秘密に対しても今後語られていくのでしょうか。

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動画のURLを送ってきたのはボーダー少年なのかな。
うーん、あんまり意図がわからなかったなー。

ノクターンでの「犯罪者いる?」みたいなことを4人の会話でもっかいやって、
“弦を切る"っていうシーンにつなげてもいいと思います。

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いやー、いいセリフ。
この後のやりとりで、すずめが
「いや 避けきれない速度あったと思うんで」というのも個人的にツボ。

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「大事なことを言う時に人の顔を見ない」というのは2話に続いてです。
2話とちょっと違うのは、司は意識的にすずめを見ていないということ。
司もすずめの気持ちに気付いているので、あえてそうしています。

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すずめが向かったのは父親がいる病院ではなく、祖父が眠る納骨堂でした。
鏡子が言っていた「海の見える場所に移してあげたいんでしょ?」というのは、 ここを指しているんだと思われます。

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4年ほど前、まだ日本で会社勤めしてた頃のことだ。
同僚につばめちゃん(仮名)という同年代の子がいた。
つばめちゃんはよく笑う子だった。
いつもみんなの話を楽しそうに聞いている。
だけどつばめちゃんは自分の話をすることはなかったし、
つばめちゃんが自分の話をしていないことにも誰一人気付いていなかった。
ランチには付き合わないし、飲み会に来ない。
きっと一人が好きな変わった子なんだろう。
みんなそれ以上に関心を払わなかったし、
今思えばそれはそれで、つばめちゃんには居心地が良かったのかもしれない。
そんな居場所が失われたのは、誰かが何気につばめちゃんの名前を検索したのがきっかけだった。

昔、超能力詐欺事件というのがあった。
子供達に大人気の魔法少女の正体がバレて、彼女は嘘つきの魔女になった。
それがつばめちゃんだった。
正体が発覚した後も、つばめちゃんは相変わらずよく笑うつばめちゃんだった。
こういうこと前にもあったんだなって思った。
行く先々であるから慣れてるんだ。
いつも過去の自分に追われてきたんだ。
それ以来つばめちゃんのデスクに「出て行け」と一言書かれたメモ用紙が毎日置かれるようになった。
彼女はそれを引き出しにしまい続けて、100枚ばかりたまった頃、
「一身上の都合で」と言って、退職願を出した。
みんなが最後に見たのは、やっぱり笑ってるつばめちゃんだった。

私もみんなにつられて出て行けメモを置いた一人だ。
謝りたいけどもうどこにいるのか分からないし、どこにいるのか探されることが、
何よりつばめちゃんの望んでいないことなんだと思う。

すずめの会社員時代について。
『それでも、生きてゆく』の双葉を思い出しました。
笑いたいから笑ってるんじゃなくて、笑うしかないから笑っている。

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真紀の対岸を歩くすずめ。
平行線を意識しています。

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いったん渡ってくる真紀。
出て行けメモを置かない側の人間であることがわかります。

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「すずめちゃん、軽井沢帰ろう」
「病院、行かなくていいよ」
「カツ丼食べたら、軽井沢帰ろう」
「いいよいいよ。みんなんとこに帰ろう」
『父親が死んだのに行かないって…』
「いいの」
『知られたら、カルテット辞めなきゃいけないのかなって思って』
(真紀、首を横に強く振る)
『こういう人だってバレたら、嫌われちゃうかなって思って』
『怖くて…怖かった、みんなと離れたくなかったから』
「私達、同じシャンプー使ってるじゃないですか」
「家族じゃないけど、あそこはすずめちゃんの居場所だと思うんです」
「髪の毛から同じ匂いして、同じお皿使って、同じコップ使って」
「パンツだってなんだって、まとめて一緒に洗濯機に放り込んでるじゃない」
「そういうのでもいいじゃないですか」
(すずめ、頷く)
「泣きながらご飯食べたことある人は生きていけます」

よすぎる…!!
私は家族仲がいい方なんですが、家族は仲のいい他人という認識を持ち続けているし、
決して守らなければいけないコミュニティのように感じてもいません。
名前も性別もそして家族との付き合い方も全て後天的に選択をした方がいいだろうし。
無理に結婚する必要もないし、子供をもうける必要もない。

真紀の言葉はとても力強くて、素敵。
すずめに足りなかったのは肯定されることで許されること。
泣きながらご飯食べたことある人は生きていけます。


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すずめにチェロを教えてくれたおじいさん。
真紀への秘密は全ては話せませんでしたが、今までとの関係から変化が見えました。

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同じ匂いのする人たちのところへ帰ってきました。


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ペットボトル1本分の距離を飛び越えたすずめ。
彼女がしていることは誘惑でも駆け引きでもありません。

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「Wi-Fiつながりました」という現代版「I love you」
お見事という他ありません…!!

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バッハからカサドの『無伴奏チェロ組曲』へと曲を変更して、弾き直しています。
1話の冒頭で弾いていた曲です。
どういう意図だったのかは汲み取れませんでした、祖父がらみ…??
余談ですが、このときすずめが着ていた服の後ろは丸い円が空いておりました。
演出、衣装の手腕だと思われます、素晴らしい!!

まとめ

第3話はすずめ回でした。
真紀のセリフといい、抜群の素晴らしさでした。 安藤サクラにも感謝。

カサドに変えた意味、最後の鍵の意味(海の見えるところ?)など
分かっていない箇所もあるので、完全スッキリではないんですが。

演出は金子さんだったのも驚きでした。
てっきり全話土井さんなのかなと思っていたので。
ということは、逃げ恥組の石井さんも来るのではと淡い期待を抱いております…!!

次話は諭高の秘密でしょうか。
一波乱起きそうで楽しみです!!

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