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【ドラマ】いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 第4話 感想

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前回の感想はコチラ。

第4話あらすじ(フジテレビより引用)

練(高良健吾)は、退院することになった木穂子(高畑充希)に会うために病院を訪れる。
木穂子は、迎えに来る母親と一緒に、しばらくの間帰省することになっていた。
木穂子は、不倫相手とはもう会わないと練に約束する。練は、そんな木穂子を温かく受け入れる。


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ハイライト

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4話は病室の木穂子(高畑充希)からスタートです。
展開も想像できてよいね。
練(高良健吾)が手を上げないとこは、ですよね〜って全視聴者がなったと思うのだけれど、どうだろう。

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木穂子も不倫相手には会わないことを宣言します。
3話ラストのメールを送ったことは、木穂子の中で、かなり勇気のいることでしたよね。
練はちゃんと受け入れてくれていました。

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音(有村架純)は給料が入ると、義母・義父に仕送りをしていました。
音らしくていいエピソードですね。

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音に対してそっけない練。
この前の行動(キス)が原因と考えた音は謝ります。

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3話で音に見せた花をケータイから削除します。
そのまま音を忘れるということです...。
詳しくは後で。

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このシーン、いきなり始まるんですが、前のシーンから浮きすぎで、ちょっと脈絡がない。
劇伴との相性もよくない。
たこ焼きのシーンよりは順序が前の方がよかったかな。

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佐引(高橋一生)は給料から養育費を払っていました。
それにしても佐引は人の目に敏感に反応しますね。

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木穂ちゃんからのメールです。
なんてことないシーンですが、木穂子大好きなので取り上げますね。

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バスの中で泣き出す子供。
うるさい、とか言い出す人に出会ったことないけど、
お前がうるさいんだよ、というのも結局、お母さんのストレスになってしまうし、よくない。
どう場を丸く収めたらいいんだろね。
とにかく明るい安村とかいれば、とにかく明るい場になるんだろうか。

「年上に向かってなんだその口の利き方は」っていうのは、私の中の嫌いなワードランキングTOP10に入るかもしれません。
そういう価値観が透けている人は近寄りたくないと思います。

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バスの中で倒れてしまった音は、練によって職場まで運ばれます。
朝陽(西島隆弘)は労働環境の改善を直談判しに行きます。
ですが、願いも空しく、征二郎(小日向文世)からは「失敗作」と言われてしまいます。

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朝陽の夢はある程度情報が出てきてるんですが、また後で考えることにします。
音は「自分の部屋を持つこと」が夢だったと語ります。
北海道を出てきてよかったね〜。

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合鍵をゲットした木穂子。
嬉しそう。
木穂子は今まで練の部屋の前で待ってたからねー。

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どこにでもいる子になりたくないという小夏(森川葵)。
東京のカモっぽいですね...。

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息子に会いに来る佐引。
入学金は元妻には受け取ってもらえませんでした。
佐引が今父親であると思えているのって、お金だと思うし、
それを受け取ってもらえなくなっちゃったら、存在を否定されたこととイコールだから立場ないよね。
まあ何があったか分からないし、同情とかも出来ないんですけど...。

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佐引も東京に出てきたひとりでした。
最終的にどうするのかはすごく気になるところです。(田舎に帰るのかな?)
はやく下の姿に転生してくれることを祈っています。



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この前バスに乗ってたお母さんが萎縮してバスに乗らなくなってしまっています。
こういう社会を作りたくないですね。

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このシーンは率直にいって嫌いです。
描く必要があるとも思えません。
『問題のあるレストラン 1話』と同じ感じがします。これも同様にやりすぎです。
練が助けてくれなかったら、本当に最悪なシーンでした。

東京のつらさと女性のつらさ、どちらも描くのはあまりにもつらすぎる*1ので、
今作は東京のつらさだけに絞ったほうがいいと個人的には思います。

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電気ストーブを買っていたのは練でした。
朝陽に音の家を教えたのももちろん練です。
音は桃缶を見て、練を思い出しますが、
練も電気ストーブを見て音を思い出すのでしょうか。

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音に「ずっと好きでした」と思いを打ち明ける練。
練が選んだのは木穂子なので、音とは距離を取らねばなりません。
この想いはいわゆる言っちゃいけない類のやつですが、今回はどうでしょうね。
練は不器用なので、音からだんだん離れていくということは出来なかったでしょう。*2
急にばっさり音の前からフェードアウトするより、今回のように想いを伝えたことは、得策だったと思いますし、
なにより練らしい行動だと思います。
結局は音がどう思うかですが、音としても言ってもらえたほうがよかったと思います。
どうせなら1話ラストで音の前から消えたことも、これに絡められればよかったですね。*3

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何回坂を描くのかというぐらい坂が出てきますね。
音と木穂子の立ち位置は3話ですれ違ったときと変わらずです。

そして、木穂子から発される
「月が綺麗ですね」

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カモられそうになった小夏を身を挺して守った晴太(坂口健太郎)。

「好きじゃなくていいよ。好きじゃなくていいからさ、僕と一緒にいて。」
「その代わり、僕が小夏ちゃんの恋を叶えてあげる。練くんを君のものにしてあげる。僕と契約しよう。」

悪魔の契約です。
晴太がなぜ小夏を好きかはさっぱり分かりません。
闇が深そうなので、練のことを好きな女をかき混ぜて練を不幸にさせる、とかいった計画があるのかも。*4
私も悪魔の発想なんですが。

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朝陽ルートも本格的にスタートしそうですね。
考える材料が薄いので、これも夢の話同様まだ置いときます。

まとめ

いろいろとルートが進行し始めました。
木穂子・練以外はみな片思いといった状況。
ただし、練も音と話しているときの方がより素に近い...。

そして、前回、まとまりきらなかった「恋は衣食住」の意味について再考しました。
私が納得出来なかったのは、「なぜ衣食住の住を練に求めるように見える行為をしたか?」ということです。

カーテンや食器を買うなどといった行為は、やはり前回通り木穂子がいう「衣食住」の「住」への移行だと思います。
しかしそれは、練と「住む」ことを意味してるのではないと思い直しました。

木穂子には会社に居場所がありませんでした。
ただし、練の前では憧れの"日向木穂子"の姿になることができました。
ここでは便宜上、それ以外の木穂子を"日陰木穂子"と呼びます。

「衣食住」とは言葉通り「人が生活していく意味で必要となるもの」を指しています。
ここでいう"人"は誰でしょうか?
それは、"日陰木穂子"ではなく、"日向木穂子"です。
"日陰木穂子"が思い描く、"日向木穂子"の暮らすスペース、それを練の家で作り上げていったということです。
練と暮らすといった意味での「住」ではなく、"日向木穂子"が暮らすといった意味での「住」だったんですね。
それを恋に絡めての表現としてるのかなと。
私の中ではかなり納得のいく解釈です。
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ちなみに、2話で木穂子は食材を高島屋で購入していました。
この「食」もつじつまが合うと思います。

さてさて、練には死亡フラグがたってるような気もしなくないのですが、
なんとか回避していただきたいです...。本当に大丈夫かな...。

なかなか一息つかせてくれないドラマで、見る方も生半可な気持ちでは見られないですが、
木穂子が泣くことにならないことを切に願っています。*5

明日への手紙

明日への手紙



★いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう各話感想



*1:ここまで過多すぎると、むしろ無意味さを疑う

*2:日常的に接していると、恋慕してしまうかもしれないし

*3:そのときから木穂子を明確に選ばなきゃいけないのが難しいところ

*4:そこまでして小夏を守るか、というのがあるのですが

*5:すでに予告で泣いてました …